タクシー乗務って安全?乗務中の防犯の不安
タクシーの防犯については、
ニュースで出てくる強盗の
イメージが強すぎて
いぜ、タクシー業界に転職を
考えたとしても
結構、あの映像で
踏みとどまってしまう方も少なくありません
しかーし!
社内の装備と工夫で防止をすることが可能です。
●基本は「逃げる」という指導
動画サイトなどで、タクシー強盗などの映像が
たくさん流れていたのですが、
警察からも管理者からも、まずは逃げろ!
と指導されました
●SOSサインや緊急通報システムがある
スイッチを入れるとSOSサインが出たり、
行灯が赤く光る装置などがついています
●防護板の良しあし
運転席の背中あたりから天井まで
伸びているアクリルの防護板。
乗務員の安全をまもるためとして、
装備している車も非常に多いです
●お客様の声が聞こえない?防護板のデメリット
たしかに安全ではあるものの、
お客様の声が意外にも聞き取りにくくなってしまいます
お客様は乗務員に道を伝えるなどしたつもりでも
聞こえていないため、これが
返事もしないなどの不要なクレームになってしまうことも
少なくありません
●結局防護板があってもなくても蹴っ飛ばされる(苦笑)
例えばご機嫌良くない酔客の方なんかは、
防護板があろうがなかろうが、
蹴ってくるような方もいます(実体験あり)
●程度にもよるが、通報レベルではないケースも
私の体験談ですが、
お客様もニュースなどでタクシーの車内カメラの
映像を見る機会が増えました
ある晩の男性の酔客に
「運転手さん、最近怖いよね首とかしめられたことある?」
「いや、私はないですよー」なんて話していましたら
「こんな感じかな?(グイグイ)」と私の首を絞める酔客
冗談半分なので、最初は力が弱かったのですが、
途中から酔っていて、加減しなかったのか
グググっとしまる・・・・!!
「お、おきゃくさま・・!」
「あ!ごめんごめーん」
そんな笑い話で済めばいいですが、
コミュニケーションとりながら
お客様との距離感を注意してください
●釣銭箱の置き場所に注意!
タクシードライバーさんにもよりますが、
釣銭箱をどこにおけばいいと考えますか?
ある方は『助手席』
ある方は『サイドブレーキ横』(車種による)
ある方は『ウエストポーチ』(接客の格好としていいかは別として)
以前起きたケースで、
サイドブレーキ横に置いてあった釣銭箱から
盗難された事例。
乗車したお客様が
「すいませんトランク空いているようですよー」と促す
ドライバーは降車し、後方へ
その間に、前の釣銭ボックスに手を伸ばし、
箱は元に戻す。
社内カメラにはありますが、
その場で気づくことはできません
職場の方々の工夫について
自分にあったものを準備してみるといいですね。
ただし、私たちは接客の仕事であって、
警察や警備ではありません。
難しいところではありますが、
全部を疑った目で対応してしまいますと、
それはそれで、違うクレームにつながってしまう場合も
あります