東京のタクシードライバーに40代で転職してみた結果

40代で東京のタクシードライバーになってみた結果を書いていくブログ。

タクシー乗務って安全?乗務中の防犯の不安

タクシーの防犯については、
ニュースで出てくる強盗の

イメージが強すぎて
いぜ、タクシー業界に転職を

考えたとしても
結構、あの映像で

踏みとどまってしまう方も少なくありません

 

しかーし!

 

社内の装備と工夫で防止をすることが可能です。

●基本は「逃げる」という指導

 動画サイトなどで、タクシー強盗などの映像が
 たくさん流れていたのですが、
 警察からも管理者からも、まずは逃げろ!
 と指導されました

●SOSサインや緊急通報システムがある

 スイッチを入れるとSOSサインが出たり、
 行灯が赤く光る装置などがついています

 


●防護板の良しあし


運転席の背中あたりから天井まで
伸びているアクリルの防護板。
乗務員の安全をまもるためとして、
装備している車も非常に多いです

 

 ●お客様の声が聞こえない?防護板のデメリット

 たしかに安全ではあるものの、
 お客様の声が意外にも聞き取りにくくなってしまいます

 お客様は乗務員に道を伝えるなどしたつもりでも
 聞こえていないため、これが
 返事もしないなどの不要なクレームになってしまうことも
 少なくありません

 

 ●結局防護板があってもなくても蹴っ飛ばされる(苦笑)

  例えばご機嫌良くない酔客の方なんかは、
  防護板があろうがなかろうが、
  蹴ってくるような方もいます(実体験あり)
  

 

 ●程度にもよるが、通報レベルではないケースも

  

私の体験談ですが、
お客様もニュースなどでタクシーの車内カメラの
映像を見る機会が増えました
ある晩の男性の酔客に

「運転手さん、最近怖いよね首とかしめられたことある?」
「いや、私はないですよー」なんて話していましたら

 「こんな感じかな?(グイグイ)」と私の首を絞める酔客
 冗談半分なので、最初は力が弱かったのですが、
 途中から酔っていて、加減しなかったのか
 グググっとしまる・・・・!!
「お、おきゃくさま・・!」
「あ!ごめんごめーん」


そんな笑い話で済めばいいですが、
コミュニケーションとりながら
お客様との距離感を注意してください

 

●釣銭箱の置き場所に注意!


タクシードライバーさんにもよりますが、
釣銭箱をどこにおけばいいと考えますか?

ある方は『助手席』
ある方は『サイドブレーキ横』(車種による)

ある方は『ウエストポーチ』(接客の格好としていいかは別として)

 

以前起きたケースで、
サイドブレーキ横に置いてあった釣銭箱から
盗難された事例。

乗車したお客様が
「すいませんトランク空いているようですよー」と促す
ドライバーは降車し、後方へ
その間に、前の釣銭ボックスに手を伸ばし、
箱は元に戻す。

社内カメラにはありますが、
その場で気づくことはできません


職場の方々の工夫について
自分にあったものを準備してみるといいですね。


ただし、私たちは接客の仕事であって、
警察や警備ではありません。
難しいところではありますが、
全部を疑った目で対応してしまいますと、
それはそれで、違うクレームにつながってしまう場合も
あります