タクシーの仕事って続けられるの?
タクシーに転職をお考えの方や、入社まもない方の会話で
結構多いのが「タクシーの仕事って続けられるの」という内容です
タクシーの業界が発表している統計結果では
東京地区ですと10年弱の勤続年数が平均とのことです
●勤続年数は10年だけど、そのうらにあるものとは
勤続年数でいいますと勤続年数30年以上の方も
多数いらっしゃいます。
特徴としては『無理をしない』ということです
体調が悪ければ休む、乗務中眠くなったら寝る、
速度は過度に出さないなど、
ご自身の状態を把握されている方が多いです
しかも月に最大13回ということは、
自分で体調や感情をコントロールできるようになると
実は長く勤められる仕事なのです。
●勤続年数を短くする要因「事故」「違反」「免停」
●勤続年数を短くする要因「事故」
営業所の管理者さんで、営業収入をうるさくいう方は
かなり減ったと聞きます。
そんな中で、勤続年数を短くさせている要因が
「事故」「違反」「免停」が多いです。
事故は自身に過失があるような場合は、
下車勤(げしゃきん)とかいう表現で、
乗務はせずに会社にくるものがあります
当然歩合はつきません。
代わりに、事故防止の教育を受けたり、
内容によってはタクシーセンターなどの機関へ
行く必要のものもあり、
何日も乗務できないなんてこともあります
結果、その月の収入は激減し、
会社によっては修理費や手当が減ってしまう
生活が困窮し、ほかの仕事を始める
という方もいらっしゃいます
●勤続年数を短くする要因「違反」「免停」
営業をがんばろうと意気込みすぎますと、
慣れない地域で、見慣れない標識や規制に
戸惑ってしまうこともあるあるです。
右折禁止や転回禁止、
オレンジラインをまたいで車線変更などは
本当におなじみの光景です
違反をしてしまう方の傾向として、
1度やると2度目は結構早くやってしまいます
そうしているうちに点数がたまり
免停や免許取り消しに発展してしまうのです。
当然免停中は、乗務は不可ですので、
アルバイトなどをして生計を立てるしかありません
こういったことから
デビューしてものすごい営収を稼ぐも、
そうそうに退職されてしまう
そんなことも少なくありません
●意外と重要なのが「社内コミュニケーション」
タクシーは一人で自由といえど、
出勤時や洗車時など、社内コミュニケーションは
長く勤めるのにポイントです。
ときには呑みにケーションも必要かも・・・
みんな一人で営業するので、
共感できるポイントを持っています。
面倒見のいい人も、ちょっとお節介な人もいますが
そういった交流が、
勤続年数を長くさせる要因にもなってきます
(これは会社選びにおいても結構重要です)
●まとめ:安全はすべてにおいて最優先
タクシーは長く続けられる仕事です。
75歳を超えても現役の方もいます。
ポイントは
- 無理をしない、
- 事故違反から遠ざかる運転をする
- 社内のコミュニケーションも大切に