タクシーの転職の面接で聞かれること
都内も含めて何社か面接や説明会に参加をさせてもらった際
面接に臨むなら役に立つかもしれない内容を共有します。
●未経験でタクシー業界を挑戦するなら退職理由に注意
未経験でタクシー業界に挑戦する場合、
前職までの経験を活かすというよりは
やる気の確認がメインになるかと思います。
近年、新卒の方も挑戦されている業界なので、
職歴がきれいな方も多いかと思いますが、
・犯罪歴
・借金の有無(特に闇金など)
・免停や免許取り消しの過去
・事故や違反歴
ここは全社共通で確認されるところではないかなと思います。
また未経験の方は、とくに退職理由を聞かれます。
タクシー業務は、営業所を出ますと一人で自由になります
その分、法令遵守など、管理者もなかなか指導しきれないのが
現状です。バレなきゃいいだろ、というような性質の方は
やはりタクシー業界といえど嫌われます。
退職理由といつが退職日なのかは
はっきり明確に伝えられるようにしましょう
(在職中の方は別です)
●2種免許あり、経験者の対応はさまざま
●なかには経験者は応募NGの会社もあります
●タトゥーや刺青の過去でも応募NGのとこもあります
◆2種免許所持でも他のエリアの場合
他府県で2種免許を取得しタクシードライバーをしていた方が
東京23区の会社に転職する場合は、
「経験者」ではなく、「未経験」として扱われることが多いです
【メリット】:入社祝い金や給与保証の制度を使える
【デメリット】研修期間が長くなる
◆2種免許あり、都内経験あり、現在在職中の方
今まさに東京でタクシードライバーをしている方で
移籍をご検討している方
この場合、研修期間が短いのはメリットですが、
反面、同じ無線グループ内での移籍が難しい
(内定をもらえない)
ことがあります。
日本交通本体から日本交通グループや
Kmタクシーのグループ(同じ行灯の車の会社)から
同じ行灯の別の会社など
こういった移籍は難しいようです。
東京23区内ではいわゆる「東京4社」は
稼ぎやすい、というのはタクシー未経験の方も
ご存知かと思いますが、
1社目に4社へ入社された方は、
2社目は他の4社もしくは、他の無線グループや
グループに属さないタクシー会社へ移籍をされているようです
◆2種免許あり、東京経験あるが退職2年以上経過している
この場合も研修などは、未経験の方と
同じようなプロセスで進むことが多そうです
●経験があることがかえってあだとなる場合もある
現任の方も含めて、経験のある方に対しては
このところシビアな状況があるようです
必ず確認されるのは「センター違反や苦情関係」です。
これは現任さんであればタクシーセンターで確認することが
可能ですが、期間が経過していたり、他府県に1度移籍
されたなどで、その記録を消除している場合など
採用側では非常に確認しづらい=採用にシビアになる
ようです。
●まとめ:経験の有無に関わらず、退職理由は
しっかり説明できるようにしましょう
●経験者は違反・苦情・免停などの記録は正直に話しましょう
●『タクシー会社はどこも同じ』というスタンスでの受験は
内定を遠ざけます。
●なぜその会社を選ぶのか?
なぜタクシー業界を選んだのかは、事前に考えておきましょう
●私服OKであっても、ジャケットを着るまたは
スーツで行くなど
第一印象が良くなるように努めましょう
●履歴書の写真は白ワイシャツネクタイ、スーツで撮影しましょう